第3回はローヤルフラワースクール名誉教授でローヤルフラワースクール認定校・フラワーデザインてぃーらを主宰、またフラワーデザイナーならではの目線でインテリアアートを制作販売されている布施明美先生にお話をうかがいました。

幸泉)布施先生いつもありがとうございます。
先生のスタジオでは、生徒さんが笑顔でほんとうに楽しそうにレッスンされて
いますね。

布施)そうですね。この教室での時間が息抜きになっていたり、また、自身のサロン・スタジオでのレッスンのための予習の場になっていたりしています。
レッスン後、みんなでお茶をしたりするのも楽しいのかもしれません。
でも、あくまでもレッスンはビシッと!
お月謝をもらっていますので、遠慮なくダメな所はダメと!もちろん良い所は良いと褒めます。
その日のレッスンで何かひとつは得るものがあってほしいと思っています。

幸泉)先生は多くの生徒さんを育てられていて、その中には独立してお教室を開かれている方もたくさんいらっしゃいますが。

布施)資格を取得したからといって、そこで満足せずにいてほしいのです。
教える側の方が教えられる側よりも多くの事が学べると思っています。
なるべく1人でも多くの生徒に独立してほしいですね。そのために、私の方でもいろいろな道すじを考え、力になってあげたいと思います。
ローヤルの認定校やサロンの開設・カルチャースクールでの講座開設など、花のアレンジだけでなくマーケティングやマネージメントも含めて学び成長してほしいと願っています。
またデザイナーとしての創作意欲も忘れてほしくないので、デザインコンペなどにもどんどん挑戦してもらっています。

幸泉)布施チルドレンが絶賛成長中ですね!

幸泉)また、ご自分の会社ヒューズカンパニーを設立されて8年、着実に活躍の場を広げていらっしゃいますね、私も嬉しいです。

布施)ヒューズカンパニーでは、ネットで「グリーンアートインテリア」の販売をスタートさせました。店舗の家賃がないネット販売はこの上なく安心で24時間年中無休で営業ができます。
また、受注販売というスタイルですので、ロスが少なくてすみます。
ヒューズカンパニーの作品がいろいろな空間で、いい働きをしてくれる事を願っています。

幸泉)先生が制作される作品は金属などの異素材の扱いが抜群で、クールでモダンな印象なのですが、ヒューズカンパニーで販売されている商品にも先生のデザインシードが散りばめられていてワクワクしながら拝見しています。

幸泉)ローヤルフラワースクールでは長きにわたり副校長としても、私たちインストラクターを引っ張ってくださいましたが、生徒としてローヤルで学ばれていた時から、今に至るビジョンはお持ちでしたか?

布施)ビジョンだなんて、たいそうなものはありません。
タイミング良く、カルチャーや直営校でのインストラクターとしての責任を持ちコツコツとやってきただけです。
その長い年月、生徒に生かされてきたのだと思います。先程も話しましたように、教える私に多くの学びがあったのだと思います。

幸泉)ローヤルで学んだことで一番大切にされていることは何ですか。

布施)基礎・基本の大切さ!ですかね。
基礎・基本ができていなくては、いかにいいアイデアがあったとしても創造できないのでは!?
また、この「想像」も大切です。
作品を産み出す頭の使い方とでもいいますか・・・

幸泉)それでは最後に、今ローヤルで学んでいる後輩に向けてMessageをお願いします。

布施)いつか、どこかで「花舞」(ローヤルの機関紙)に書いた記憶がありますが・・・。
わかった「つもり」。「つもり」はいけません。
理解した、理解ができない、とハッキリ学ぶことだと思います。
また、チャンスをつかみ取るアンテナを張っておくこと、もちろんそのアンテナはいつも充電しておくこと、でしょうか。

幸泉)ありがとうございました。今後もご活躍を楽しみにしております!!
そしてこれからもよろしくお願いいたします。

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