第2回はローヤルフラワースクール・銀座スタジオエスを主宰、
フラワーデザイナーだけでなく、キャンドルアーティストとしても活躍されている斉藤良枝先生にお話をうかがいました。

幸泉)斉藤先生いつもありがとうございます。
   今回は、株式会社ルシエ設立おめでとうございます!

 

斉藤)ありがとうございます。フラワーアレンジやオリジナルの花キャンドルの商品販売のためのブランド「Lucierルシエ」を立ち上げ、そのために法人化をいたしました。

幸泉)「花キャンドル」を創りだされてから7年、着実に活躍の場を広げてらっしゃいますね、私も嬉しいです! それではまずは、キャンドルの世界に進出されたきっかけについて教えてください。

 

斉藤)キャンドルを始めたのは、ほんとになんとなくふらっと教室を訪ねたのが始まりです。後から考えたら、銀座校の運営などに悩み、行き詰まり感もあり、どこかで癒やされたかったのかもしれません。習ってみると、もしかしたら花を使ってオリジナルのキャンドルができるのではと考え始めていました。

ちょうどその時期に教室の入っているビルが立て替えのため2年以内に退去しなくてはならなくなりました。

次は直営校ではなく、自分ですべて契約することになりました。銀座に個人で教室を借りるのは、勇気がいりました。まだまだ花キャンドルは何の形にもなっていませんでしたが、これがチャンスだと信じて、今のスタジオに移りました。

おかげさまで花キャンドルは多くの方に学んでいただき、ひろがっていきました。

 

幸泉)それ以降もいろいろなご苦労があったかと思いますが、

   「株式会社ルシエ」設立までの経緯を教えていただけますか?

 

斉藤)数年前からデパートなどでの販売を始めました。主力商品は火を灯さないキャンドル、つまりオリジナルのLEDを組み込んだライトつきアレンジです。

全国に先生もたくさん誕生しましたので、更に販売拡充のためには、法人化して信頼度を上げることが必要と思い決断しました。

幸泉)生徒としてローヤルで学ばれていた時から、今に至るビジョンはお持ちでしたか? 

 

斉藤)ローヤルに通い始めたのは、子供の手が離れたら、社会復帰するためでした。まだ下の子が1歳でしたので、子育て期間は勉強時間と考え、10年後に仕事にしようと決めてました。具体的には講師として教えられたらいいなとか自宅で教室開催という程度のものでした。ですから今の状況はちょっと想定外です。

最初のイメージより少し早く教える機会に恵まれたり、銀座の教室を担当するなど、戸惑いながら手探りの毎日でした。

 幸泉)ローヤルで学んだことで、一番大切にされていることはなんですか?

 

 斉藤)デザインを語れるほど、ちゃんと学べていないのですが、教室運営や新しいことを始めるに当たってデザイン的なものの考え方というのを教えていただいことが大きいですね。

フラワーアレンジを学びながら教えていただいたのは、要素を整理して、順序立てて考えをまとめていく、自分の中で優先順位をつけられれば、だいたいのことはうまくいくといったことでしょうか。

自分の中での判断基準がしっかりしていれば、初めて手にした花でも使い方がわからないなんてことはないはずとレッスン時にはいつも言われてましたよね。

ですから花キャンドルを考えるときに、キャンドルの固定観念にしばられることなく新しいものが作れたと思います。

幸泉)それでは最後に、今ローヤルで学んでいる後輩に向けてMessageをお願いします。

 

斉藤)皆さんがたくさんあるフラワースクールの中でローヤルを選んだことはとてもラッキーだと思っていただきたいですね。そしてローヤルで学んだことをどういう形でもいいので、人生の中で役立ててほしいですね。

できない理由を数えず、できることから始めてください。

自分の人生を人任せにせず、自主的に考え動いて、思い描いた未来に向かって行ってほしいです。

 

幸泉)ありがとうございました!今後のご活躍も楽しみにしております!!

   そしてこれからもよろしくお願いいたします。

ルシエ銀座  https://www.lucierginza.com/