第1回は元ローヤルフラワースクール渋谷校校長をつとめ、
現在はフラワーアーティストとしてだけでなく、フォトグラファーとしても活躍されている
竹内陽子さんにお話をうかがいました。

幸泉)陽子さんこんにちは!2018年ローヤルカレンダーの撮影ではお世話になりました!

竹内)こんにちは! カレンダー撮影では、どの作品も、随所にローヤルらしさが感じられ、懐かしく、こうして撮影の機会をいただけまして本当に光栄です。

幸泉)花のプロでもある陽子さんだから見えるもの、花に対する敬意があると思うので私も信頼してお任せできました。ありがとうございます!
ところで、改めて陽子さんの現在のお仕事の内容を教えていただけますか?

竹内)現在は、”花“に関する仕事がほとんどですが、その内容は多岐に渡っています。
自身の作品を様々な広告媒体へ提供したり、寝具、バッグ、傘、スマホケースなど雑貨への絵柄として作品提供するなど、フラワーアーティスト、写真家としての仕事と、様々な企業とのコラボレーション、また、企業内のプロジェクトの外部ディレクターとして、プロジェクトの向上に協力したりしています。

幸泉)ローヤルで学んでいた時から、今に至るビジョンはありました?

竹内)明確に今のような事をしたいというハッキリとしたビジョンは、持っていなかったと思いますが、ローヤルで学んでいた時は、講師になって一つのクラスを持ちたいという思いが強くありました。
習い始めた頃は、講師になることが最終的な目標だと思っていましたし、また、講師になるのは、すごくハードルが高いと思っていましたので、あの頃は、とにかく必死でした。

幸泉)ローヤルで学んだ事で、今生かされている事はありますか?

竹内)自分が今、こうして花の仕事ができるのは、ローヤルで学んだ事が大きく影響しています。
ローヤルとの出会いは、25歳。それ以来、フラワースクールは、ローヤルしか通っていませんし、ほかにデザイン学校へ通ったこともありません。
ここは、花、そして花のデザインに対する考え方が学べるフラワースクールだったんだと気づいたのは、ローヤルの講師を退職して、フリーランスになった時です。
色々な人と仕事をして、花が上手に生けられるだけでは伸びがなく、様々な要素が入った構成を求められた時、基礎となる構成のデザイン力が必要となってきます。
そのデザイン力をどうやって生み出したらいいのか。。という考え方の糸口をローヤルで学んだと実感しています。

幸泉)今ローヤルで学んでいる後輩に向けてMessageをお願いします

竹内)花は、見ているだけで美しいし、癒されます。花の仕事に憧れている人はたくさんいます。
憧れてこのスクールで学びたいと思った方がほとんどだと思います。私もそうでしたし、今でも、本当にいいお仕事ですねと言われます。
その度に、私は、嬉しく、花の仕事ができることに日々感謝しています。
まずは、自分がなりたい姿をイメージして、その目標に向かって頑張ってください。
そこに到達しクリアできた時、今まで見えなかった事が見えて、また次に進む道がわかります!

幸泉)ありがとうございました!今後のご活躍も楽しみにしております!!

竹内陽子写真事務所
www.yokotakeuchi.com